支笏湖

皆さん、“不凍湖”という言葉を聞いたことはありますか?これは字の通り、凍らない湖のことです。北海道千歳市にある不凍湖『支笏湖』は日本最北の不凍湖として有名な湖なのです。ではなぜ、支笏湖は凍らないのでしょうか。それは湖の水の深さに関係があります。湖は夏に太陽の熱を吸収して、冬にそれらを放出する働きをしています。支笏湖は日本で2番目に深い湖とも言われており、その水深は363m。そのため、夏場に多くの熱を吸収・貯蓄しているので、冬場に放熱しても熱量に余裕があって凍りにくいというわけです。

そんな支笏湖は、全国有数の透明度を誇る湖としても知られています。毎年4月上旬には支笏湖湖水開き、7月下旬には支笏湖湖水まつり、10月中旬には支笏湖紅葉まつりなどが行われています。中でも、1月下旬~2月にかけて行われる支笏湖氷濤まつりはとても人気があり、この時期になると多くの観光客が支笏湖を訪れます。この支笏湖氷濤まつりでは、様々な大きさや形の氷のオブジェが並び、それらが色とりどりのライトに照らされるという、なんとも幻想的な世界が創られています。開催期間中は、この会場の中で結婚式が出来たり、花火大会が行われたり、和太鼓演奏が行われたりして大変賑わいます。
こちらは支笏湖氷濤まつりの様子です。
http://www.youtube.com/watch?v=aoNpnt2dEvs
氷と光のコラボレーションが素敵ですよね。氷の滑り台なんかも普段であれば経験することがないので楽しいですよ。ズボンが冷たくなるので、覚悟が必要です(笑)。北海道旅行で支笏湖に行って星空観測される際は、こうしたイベントの日にあわせて行くのもオススメです。

支笏湖へのアクセスは、車で向かうのであれば道央自動車道千歳ICから約40分。公共機関を使って向かうのであれば、JR千歳駅からバスで約45分「支笏湖」で降りて徒歩スグです。支笏湖ビジターセンターの南側には展望台があります。この辺りは何もないので、星が見えやすく流星群の鑑賞スポットとして有名です。湖畔を染める夕日の色も艶やかで、日没頃から夜にかけては望遠鏡や一眼カメラを持った人たちが増えてきます。夕方ごろから空の景色が少しずつ変わっていくのを楽しみながら、星空を待つのもオツなもの。同じく夜空を待っている人たちと少し交流なんかもしながら過ごすのもいいかもしれませんね。

・支笏湖ビジターセンター
住所:千歳市支笏湖温泉番外地
TEL:0123-25-2404
開館時間:9時~17時30分(4月~11月)/9時30分~16時30分(12月~3月)
休館日:12月~3月の毎週火曜日、年末年始
入館料は無料。駐車場は有料。